海洋散骨に適した服装って? 恥をかかないために要チェック!

2018年4月30日

海洋散骨

目次

海洋散骨に適した服装は平服

かながわセレモニーサポートで、葬儀事業に並ぶ大きなお仕事が、海洋散骨のお手伝いです。
横浜から鎌倉湘南エリアまで、たくさんのお客様の海洋散骨のお手伝いをさせていただいております。
散骨のお手伝いをしていますと、ほぼすべてのお客様が次のようなご質問をされます。

「服装は、どんな格好で行けばいいですか?」
「喪服を着た方がよいのでしょうか?」

私たちは、こうお答えします。

「平服でお越し下さい」

通常、葬儀や法事などの仏事では、黒の喪服を着用するのが一般的ですが、海洋散骨の場合は平服の方がいいでしょう。
なぜ平服がいいのか。当社が考える理由をご説明いたします。

 

無宗教の人が多い 自由な葬送のために

散骨を希望する人の多くは、仏教などの宗教的しがらみを望まない人たちです。
しかし黒の喪服は、まさに葬儀や法事などの宗教的シンボルです。 海洋散骨では、もっと明るく、もっと自由に故人の遺骨を自然に還してあげたいと願います。
旧来のしきたりに捉われない散骨では、服装もしきたりに捉われることのない、自分らしい普段着がふさわしいのかもしれません。

 

喪服は目立ってしまう 周囲への配慮のために

船へは、公共の桟橋やヨットハーバーから乗船しますが、周囲のさまざまな人たちへの配慮のため、喪服の着用をご遠慮いただいています。
海洋散骨は、法律的には何ら問題ありません。
もちろん当社も、法に触れること、周囲の方々にご迷惑になることはしませんし、万一お客様のご要望がそれらに触れる場合も、きちんとご説明した上でお断りしております。
とはいえ、社会全般として、海洋散骨が市民権を得ているかと言えば、まだそこまでは至っておりません。
地元の海でヨットを楽しむ人、サーフィンで波に乗る人、漁師で生活をしている人たちの中には不快感を感じる人もおられるかもしれません。
散骨をしたことで、誰かを不愉快な想いにしたくありません。
ですから当社では、周囲の方々への配慮のために、平服の着用をお願いしています。

 

揺れる船 お客様の安全のために

普段乗りなれない船です。
安全に努めて運航しますが、それでも水しぶきが舞い、船体が揺れ、デッキの上が濡れてすべりやすくなることもあるでしょう。
そのため、できるだけ着慣れた服装、着慣れた靴でご参加いただくよう、お願いしています。

 

少しだけ着飾った服でお越し下さい

着慣れた服でのご参加を呼びかけていますが、そうは言っても、故人様の遺骨を大自然に還す、大切な一日です。少しだけでも着飾った上等な衣服を着用してもよいでしょう。
「少しだけ上等な」という想いこそが、故人様への敬意につながるように思われます。

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