新たな供養の形「海洋散骨」のメリット・デメリットとは?

2020年11月26日

海洋散骨

 

新たな供養の形として選ぶ人が増えている「海洋散骨」。社会的認知は広がっているものの、埋葬してお墓を建てるのが一般的な日本ではまだまだマイナーな葬送といえます。今回は「海洋散骨」をより深く理解するために、メリットとデメリットを紹介していきます。

 

海洋散骨を選ぶ人が増えています

 

夕暮れ時の海

 

日本では古くから、人が亡くなると葬儀を執り行った後、お墓を建てるというのが一般的です。しかし近年ではライフスタイルや宗教観の変化により、散骨という葬送の形を選ぶ人も増えています。

散骨とは、海や山、空などに、遺骨を撒く葬送方法を指します。中でも、海洋散骨は「愛していた海に還りたい」「海に抱かれて眠りたい」といった故人の生前の希望を叶えられるひとつの方法として注目を集めています。

 

海洋散骨のメリットとは?

故人の希望を叶えることができる

故人の生前からの希望を叶えることが「海洋散骨」を行うの最大の理由といえるでしょう。

遡ること1991年。法務省が「葬送を目的とし節度を持って行う限り、死体遺棄には当たらない」という見解を示したことで、散骨が認められるようになりました。それ以前は、希望しても散骨は認められませんでした。

現在は「大好きだった海に還りたい」「海に抱かれて眠りたい」といった故人の想いを叶えることができるようになりました。

 

お墓の購入費・維持費がかからない

散骨する場合は、お墓を建てる必要はありません。一般的なお墓の購入費用は約150~200万円。また、霊園への管理料やお墓の維持費も必要ありません。

一方、海洋散骨は個人で行うこともできます。安心できる業者へ依頼し、船をチャーターしての海洋散骨でも費用は20万円前後です。お墓の購入・維持にかかる費用と比較すると、海洋散骨の方が圧倒的に金銭面での負担は少ないでしょう。

 

跡継ぎの問題がない

少子化や核家族化が進んだり、自由に住まいを選べるようになったりなど、生活のあり方や価値観というのは大きく変化してきました。海洋散骨を選ぶと、お墓が必要ないので「跡継ぎがいない」「墓守がいない」という問題は起こりません。また、遠方に住んでいて、お墓に赴くことが難しいといったご遺族のお悩みが多いのも事実です。海洋散骨は海を見ればいつでも故人をしのぶことができるため、供養の一つの選択肢として注目されています。

 

海洋散骨のデメリットとは?

周囲の理解が得られないことがある

海洋散骨の存在は知っていても、お墓への埋葬が一般的な日本では、抵抗を感じる人もまだまだ多くいます。本人の希望を尊重することは第一ですが、家族の同意も必ず得る必要があります。トラブルを避けるためにも、家族だけでなく親族とも話し合っておきましょう。

 

お墓参りができない

海洋散骨の場合、お墓を持たないため、命日やお盆にお参りに行くことができません。しかし、遺骨の一部を残して手元供養することで、故人を身近に感じることができます。また、海洋散骨=お墓が持てないというわけではなく、遺骨の一部をお墓に埋葬することも可能です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

後悔しないためにも散骨を検討する際は、本人の気持ちだけでなく、家族や親戚とよく話し合って決めることが大切です。

また、散骨を直接取り締まる法律はありませんが、守るべき条例やルール、マナーが存在しています。トラブルを避けるためにも海洋散骨をお考えの方は、専門の業者に依頼することをおすすめします。

 

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