海洋散骨 当日の流れと散骨のマナー

2019年12月27日

海洋散骨

遺骨はお墓に埋葬したり、お寺の納骨堂に預けるのが一般的となっている日本社会ですが、近年、海に遺骨を撒く、「散骨」という手法も取られ始めています。散骨とは何なのか、どのように行うのかをご紹介していきます。

 

目次

海洋散骨とは?

散骨は、海や山に遺骨を撒く、という葬送の形です。海洋散骨は、海に散骨を行うことを指しています。散骨はお墓の維持管理が難しくなった現代に適した形式の一つであると言われており、先祖代々の遺骨が眠る墓を片付け、自分は散骨してもらうことを希望される方が増えています。
散骨は個人でも行うことができますが、やらなければならない手順が多く難しいので、専門の業者に依頼するようにしましょう。

 

海洋散骨までの流れ

・お亡くなりになった後、通常通りにご葬儀後、ご遺体を火葬します。
・火葬後に出る遺骨を粉末状にして水に溶ける水様性紙で包みます。
・紙でまとめた遺骨を海にまきます。
非常に簡単に海洋散骨ができるように見えますが、ルールやマナーも多いのです。

 

海洋散骨のマナー

・遺骨は必ず原型をとどめない大きさまで粉末状にすること
もし何かの拍子で遺骨の一部が「人骨」として認識されてしまうと、事件と勘違いされて大きな騒動になる可能性があります。人骨であると特定できないほどに小さな破片に砕く必要があるのです。
・散骨場所は人の迷惑にならない場所を選ぶ
海水浴場や養殖場などの近くで散骨を行うことは、利用者や事業者に対して多大な迷惑をかけてしまうことにつながります。船を借り、迷惑をかけない場所まで移動して散骨を行ってください。
・散骨可能かどうかは自治体の条例等を確認してから
外国での海洋散骨を希望される場合、散骨自体を許可していない国があります。また日本国内でも自治体によっては散骨を制限している場合があります。事前に管轄となる国、自治体の取り決めを確認してから行うようにしましょう。
・副葬品も水溶性、もしくは自然物のみに限る
ビニールなど自然に帰りにくく、環境汚染の原因となるような物質を一緒にまくことはできません。花であっても、花びらの部分だけをまく、というのがルールとなっています。

 

複雑な手法やマナーを考えると、業者に依頼するのが理想

上記のように、骨を砕いたり船を借りたりと、個人でやろうとするとかなりの労力が必要となります。海洋散骨専門の業者に依頼するのが、理想でしょう。
業者に依頼する場合は、以下のような流れで行います。
・事前相談、申込
電話等で海洋散骨を行いたい旨を説明し、申込を行います。プラン等は業者によってことなりますので、説明を受けた際に決定しましょう。
・粉骨
遺骨を預け、粉骨してもらいます。
・散骨当日
事前に打ち合わせを行っていた日に、クルーザー船などで所定の散骨場所まで移動します。この際、ご遺族が同行できるかどうかはプランによって異なりますので、申込段階で確認を行っておきましょう。散骨時に合わせて儀式を行ってくれるプランもあります。
散骨に立ち会わなくてもいい、という方であれば、遺骨を預けるだけで海洋散骨の一切をお願いすることができます。独力でやるのはかなり困難ですので、希望される方は業者への依頼をおすすめします。

 

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