お葬式に参列できないときはどうすべきか

2020年1月30日

家族葬・お葬式

生前お世話になっていた方の葬儀にどうしても参列できない事情がある、という方は少なくないでしょう。

葬儀に行けない場合に、どのようにお伝えするのが理想なのかをご紹介します。

参列出来ない場合でもしっかりと弔意を伝えるための方法もお伝えいたします。

 

基本は慶事より弔事を優先

まず、結婚式などの慶事よりも、葬儀などの弔事を優先するのが一般的です。間柄が同程度の近しさであれば、弔事に優先して伺うようにしましょう。ただし、親族の結婚式と知人の葬儀のように、親密度が大きく違う場合であれば、結婚式を優先しても構いません。その際には「都合が付かない」として葬儀に参加できない旨を伝えましょう。「近親者の結婚式に参加する」というような伝え方はマナー違反です。

 

葬儀に参加できないことを伝える方法

電話などで訃報を受ける際に、通夜・葬儀の日程を確認することになります。この時点で、どうしても出席できない事情がある場合は、欠席する旨をはっきりと伝えましょう。
欠席の理由については、「体調不良(入院中など)のため」「遠方で葬儀に間に合わないため」などが考えられます。伝えにくい理由の場合は、「都合が付かないため」「やむを得ない事情のため」として構いませんが、何かしらの理由を簡潔に添えて欠席の旨を伝えることが理想です。

 

葬儀に参列できない場合でも弔意を示す方法

葬儀に行けない場合でも、遺族にお悔やみの気持ちを表明することはできます。
・香典を送る
代理人を通じて、もしくは現金書留の形で、香典を送ります。お悔やみの言葉と葬儀欠席について謝罪する手紙も同封するといいでしょう。
・弔電を送る
NTTのお悔やみ電報サービスなどを利用して、葬儀の前までに葬儀会場宛に送ります。忌み言葉に注意しながら文面を作成しましょう。宛先は喪主の名前とするのが一般的です。
・供花や供物を送る
葬儀を担当する葬儀社などに連絡を取って供花を手配するのが、最も確実な方法です。もし担当となっている葬儀社が不明のときは、葬儀場に問い合わせましょう。

 

出来れば葬儀後であっても弔問を

葬儀を欠席してしまった場合でも、後日弔問に訪れることは可能でしょう。香典や弔電、供花を送っていたとしても、弔問に伺うのが理想です。
後日の弔問では、遺族の方の都合もありますので、いつ頃伺ってもいいかを電話等で確認するようにしましょう。弔問に訪れた際も、なるべく長居はせず、お悔やみを述べる、線香を供える、葬儀を欠席したことを改めて謝罪するなどして、早めに帰るようにしましょう。

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