瑞光殿で一日葬、静かであたたかな式になりました

Q．故人（お父様）はどのような方でしたか？

スポーツ観戦が趣味で、テレビで野球やゴルフ、大相撲の中継を見るのが大好きでした。またお酒も大好きで、毎日ビールは欠かさず、スポーツ観戦をしながら晩酌するのがルーティンでした。

私の仕事が休みの日は、昼間から父と一緒にビールやワインを飲んでスポーツ番組を見ながらくつろぐことが多かったです。

あとは囲碁も趣味のひとつで、会社を定年退職してからは地域の囲碁サークルで仲間たちと碁を打って楽しんでいました。

現役時代は仕事一筋で、とにかく忙しくしていたことを覚えています。真面目で、責任感が強い人でした。そして真面目なだけでなく、本当に仕事が大好きな人でしたし、バリバリ働いた後に会社の仲間と飲む時間も楽しんでいましたね。

Q．かながわセレモニーサポートとの出会いを教えてください。

父が亡くなる一年程前から病院の入退院を繰り返しており、もう先は長くないかもしれないと伝えられたタイミングで、看護師さんから「葬儀社は事前に決めておいた方が良い」と教えていただきました。

鎌倉市在住なのですが、同じ鎌倉市内に「瑞光殿」というセレモニーホールがあることを以前から知っており、菩提寺さんと近いこともあって気になっていたんです。葬儀社探しのタイミングでインターネットで検索をして、はじめて瑞光殿がかながわセレモニーサポートさんの自社斎場であることを知りました。

瑞光殿で葬儀がしたいと思い、かながわセレモニーサポートさんに電話をしたら、代表の森井さんが出てくださいました。初めての葬儀社選びだったこともあり、わからないことだらけでとても不安だったのですが、森井さんがとても丁寧に優しく対応してくださったので少しづつ不安は消えていきました。

実は、かながわセレモニーサポートさん以外にも2社ほど別の葬儀社さんに電話で問い合わせたのですが、斎場へアクセスしにくかったり、電話対応をしてくださったスタッフさんになかなか話が伝わらなかったりしたんです。

かながわセレモニーサポートさんの場合は、何度電話をかけても出てくださるから、甘えちゃったというか。どんな細かい質問をしても全部丁寧に答えてくださったので信頼できると思い、葬儀をお願いしようと決めました。

Q．どのような葬儀でしたか？

父は90歳で亡くなったので、周りもご高齢の方や既に亡くなっている方が多く、私と妹の2人で一日葬をすることになりました。また、父も生前から小さなお葬式を希望していたこともあり、父の意思を尊重しながら、規模は小さくても素敵な葬儀で見送ってあげようと決めていました。

一日葬は希望通り瑞光殿で行いました。菩提寺さんが瑞光殿の近くだったので、住職さんと副住職さんに来ていただきました。とにかく式場の飾り付けやお花がとっても素晴らしくて、参列者が2人だけの小さなお葬式なのに、こんなにも綺麗にしてくださったことに感動しました。

思い出コーナーには、父の趣味だった囲碁の新聞の切り抜きや、ファンだった巨人のタオルやボール、愛読していた本や、大好きだったビールなどを飾っていただきました。当日、葬儀が始まる前に司会の方が父のことについてヒアリングしてくださいました。本当に少しの時間話しただけなのに、式が始まるとすごく素敵に父のことを話してくださり、感動しました。

とても静かで綺麗で、あたたかな式にしていただき、納得のいく葬儀になりました。父も喜んでいると思います。

式の進行などについても、どうすればいいのか丁寧に教えてくださったので、何も不安はありませんでした。また、葬儀だけでなくエンゼルケアまで丁寧に対応してくださって、とても感謝しています。メイクを担当してくださった男性のスタッフさんも本当に良い方で、安心してお任せすることができました。

Q．「家族葬ホール　瑞光殿」を利用したご感想をお聞かせください。

瑞光殿の建物はもともと美術館だったとお聞きしました。最近では、小規模の葬儀はビルの一室で行ったりするケースも増えていますよね。瑞光殿は天井も高く、造りが本当に綺麗で、あたたかな斎場でした。瑞光殿という素敵なホールで葬儀ができて本当に良かったです。

Q．葬儀を終えて、今の心境をお聞かせください。

父と私で二人暮らしをしていたのですが、亡くなる一年程前から病院への入退院を繰り返していたので、少し心の準備はできていました。今振り返ってみると、もし急に倒れてしまっていたら、もっとショックは大きかっただろうなと思います。

初めての葬儀で不安でしたし、手続きなどもわからないことだらけでしたが、事前に葬儀社を決めて、何度も相談させていただいたおかげで、葬儀当日には不安もなく、父を見送ることができました。かながわセレモニーサポートの皆さんは良い方ばかりで、一つひとつ丁寧に対応してくださりとても感謝しています。

葬儀の後、自宅に後飾り祭壇をつくっていただいたので、毎日晩ごはんの前には祭壇に向かって父と「乾杯！」をしています。