藤沢市でのコロナ感染者の葬儀|エンバーミングに対応可能な葬儀社は?
日本で新型コロナウイルス感染症の拡大が始まったのが2019年12月。約2年半経った現在でも、コロナウイルスの感染は続いています。死亡者数は日本国内で約32,000人、神奈川県内では約2,300人以上にのぼっています。そのうち、藤沢市内では96人が亡くなっています。
本記事では、新型コロナウイルス感染症で亡くなった場合に、葬儀ができるのかどうか?や、エンバーミングという処置について詳しく解説します。また、横浜市でコロナ感染者の葬儀に対応している葬儀社をご紹介します。
目次
コロナ感染者は葬儀できるの?
新型コロナウイルス感染症で亡くなった場合、葬儀はできるのでしょうか?皆さんの中には、葬儀や面会ができないままお別れすることになると考えている方もいらっしゃると思います。
結論、故人に適切な処置が行われていれば、葬儀を行うことができます。
厚生労働省から医療従事者や葬祭事業者に出されているガイドラインでは、コロナで亡くなった場合、遺体を非透過性の納体袋に納め、密閉し、その後納体袋の表面を消毒し、その後は納体袋が破損しないよう厳重に注意することとされています。
また、エンバーミングと呼ばれる、ご遺体の消毒・殺菌・修復処置により衛生的に保全する技術を用いることで、ご遺体の肌に触れたり、棺の蓋を開けて愛用品や生花を納めたりすることも可能になります。
このように、処置が適切に行われている状態であれば、通常通り葬儀を行うことができるのです。
コロナ感染者の葬儀に対応していない葬儀社が多いのが現状
コロナ感染者でも納体袋に納めた状態や、エンバーミングをしたうえで葬儀を行うことが可能です。
しかし、現状としてはコロナ感染で亡くなった方の葬儀をお断りし、火葬のみしか対応していない葬儀社がまだまだ多くなっています。
主に以下のような理由で葬儀を断られるケースがあります。
・コロナ感染者の処置に関する知識やノウハウがない
・利用を制限している火葬場が多い
・遺族が濃厚接触者である可能性が高い
・受け入れている式場が少ない
その場合、火葬のみで故人と面会することはできません。故人のお顔を見ることもできず、お骨になってしまいます。
亡くなってから一度も面会できずに遺骨になってしまうことは、大きな後悔につながります。
ご遺体からの感染リスクは極めて低いことがわかっている今、後悔したくない方や、故人をしっかりと見送りたいと考えている方は、コロナ感染者の葬儀に対応している葬儀社を選びましょう。
この記事の最後には、藤沢市でのコロナ感染者の葬儀に対応している葬儀社をご紹介しています。横浜市にお住まいの方は、事前に知っておくといざという時の選択肢が増えます。
エンバーミングを行うことで通常の葬儀が可能に?
遺体をエンバーミングすることで、納体袋に納めることなくご遺体の肌に触れたり、棺の蓋を開けて愛用品や生花を納めたりすることができます。エンバーミングとは、遺体の保存・防腐・殺菌・修復を目的に、専門の資格を有する「エンバーマー」が行う遺体に対する特殊な処置のことを指します。簡単に言えば「故人を生前の姿により近づけ、とどめておくための技術」のことです。
エンバーミング処置を行うことで、感染を心配することなく安全にお別れをすることができます。エンバーミング専門の業者に依頼することで、処置を行うことが可能ですが、その知識がなく対応できない葬儀社もあるので事前に確認しておく必要があるでしょう。
エンバーミングの費用は、ご遺体の状態によって変動しますが、基本料金に関してはIFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)が定めているために、相場は15~25万円となっています。実際の費用や、対応範囲は葬儀社に確認するようにしてください。
また、エンバーミングの流れは主に以下の通りです。
1.ご遺体の消毒と洗浄
ご遺体の状態を確認し、身体表面の消毒処理と洗浄を行います。
2.洗髪や洗顔
ご遺体の洗髪や洗顔、保湿剤の塗布がなされ、故人のお顔やその周囲が整えられます。
3.体内の洗浄と防腐保全の処置
ご遺体の一部をわずかに切開し、そこから血液などを排出した上で、防腐剤などの保全液を注入します。保存液は体内の清浄や保全を行います。
4.消化器官などの残存物の除去
食道・胃などの消化器官やその中に残っている食物などを吸引して除去します。
5.縫合・修復・洗浄
体液を排出し保存液を注入した後、切開した箇所を縫合します。ケガや傷があれば修復し、再度全身の洗浄を行います。
6.エンゼルケアや納棺
ご遺族からの希望、あるいは自然に見えるようなお化粧を施して、生前の姿に近づけたあと、納棺します。
藤沢市でのコロナ感染者の葬儀に対応している葬儀社をご紹介
先ほどもお伝えしたように、コロナ感染者の葬儀は可能であるにもかかわらず、未だ対応不可の葬儀社が多いのが現状です。ここでは、藤沢市でコロナ感染者の葬儀に対応している葬儀社をご紹介します。いざという時のために知っておくことで、選択肢が増えます。
かながわセレモニーサポート
かながわセレモニーサポートは藤沢市に本社を置く地域密着型の葬儀社です。藤沢市での葬儀の実績が方法で、多くの葬儀事例があるため、安心して任せることができます。またコロナ感染者の葬儀の実績も豊富で、納体袋に納めた状態での葬儀を行うことが可能です。また、エンバーミング処置を依頼することも可能です。コロナ感染者の方であっても、通常の葬儀と同じように、故人とのお別れの時間をつくることを大切にしている葬儀社です。
【基本情報】
社名:株式会社リコリス
URL:https://kanagawa-ceremony.com/hall/fujisawa/top/
所在地:神奈川県藤沢市大鋸2-8-1
電話番号:0120-993-980
サン・ライフ
サン・ライフは神奈川・東京エリアに107の葬儀場を持つ大手の葬儀会社です。85年の歴史があり、年間6,000件以上の対応実績があるのが特徴です。サン・ライフは2022年4月からエンバーミングのサービス提供を開始しています。藤沢市のコロナ感染者の葬儀も安心して任せることができるでしょう。
【基本情報】
社名:株式会社サン・ライフ
所在地(本社):神奈川県平塚市馬入本町13-11
電話番号:0120-31-4088
まとめ:コロナ感染者の葬儀に対応している葬儀社を知って、いざという時に備えよう
コロナ感染者のご遺体からの感染リスクは極めて低いため、コロナ感染者でも適切な処置をすれば葬儀を行うことが可能です。しかし、コロナ感染者の葬儀に対応していない葬儀社も多く存在します。亡くなってから一度も面会できずに遺骨になってしまうことは、大きな後悔につながります。後悔したくない方や、故人をしっかりと見送りたいと考えている方は、コロナ感染者の葬儀に対応している葬儀社を選びましょう。
かながわセレモニーサポートでは、藤沢市でのコロナ感染者の葬儀の事例があります。ご遺族の気持ちに寄り添い、納得のいく葬儀を提案いたします。コロナ禍での葬儀に関するお悩みは是非かながわセレモニーサポートまでご相談ください。