鎌倉市で終活をサポートしてくれる葬儀社は?終活の進め方は?

2022年7月3日

終活

 

近年注目を集めている「終活」。終活はなぜそれほど重要視されているのでしょうか?また、具体的に何をすればいいのでしょうか?言葉だけを聞くと「自分の死」を考えさせられるところがあり、つらく暗いイメージを持ってしまいます。しかし終活は、自分自身の気持ちを整理し、残された自分と家族の人生を充実したものに変えてくれるものです。

 

本記事では、終活の重要性や、終活を始めるタイミング、終活の進め方を解説したうえで、鎌倉市にお住まいの方に向けて、鎌倉市で終活のサポートをしてくれるおすすめの葬儀社をご紹介します。

 

終活の重要性とは?

終活

近年「終活」という言葉を見聞きすることが増えました。「終活」とは、自分の人生の終わり方を考え準備する活動です。人生の最期を迎えるにあたって、身の回りの整理をしたり、財産の相続を円滑に進めるための計画をしたり、葬儀やお墓の準備をするのが一般的です。

終活が重要であるとされる理由は主に以下の3つです。

・家族の負担を軽減できる

・持ち物や自分の気持ちを整理できる

・残りの人生を前向きなものにできる

終活で医療や介護、葬儀やお墓のことなど、あらかじめ自分の意思をはっきりさせ、準備しておくことで、自分が亡くなった後に残された家族がスムーズに手続きなどを行えるようになりますし、相続のトラブルなども未然に防ぐことができます。

また、終活は自分の人生の最期に向き合うことになるため、終活をきっかけに、いろいろな出来事や人との出会いを思い出して自分が歩んできた人生を振り返ることができます。終活で人生を総括し、先の不安も解消できると、今の生活がより楽しく充実したものとなり、新しいことにチャレンジする気持ちも湧いてくるでしょう。

「終活」について、目的やメリット、手順ややることリストについてさらに詳しく知りたい方は、「終活とは?やることリストや進め方を徹底解説」の記事を合わせてお読みください。

 

終活を始める最適なタイミングとは?

終活のメリットがわかっていても、すぐに行動に移せる人はなかなかいません。終活はご自身のタイミングで始められて結構ですが、多くの人が終活をはじめるきっかけとなったタイミングを具体的に紹介します。少しでも当てはまると感じた方は、あなたにとって今が終活を始めるベストタイミングです。

 

定年を迎えたとき

定年で仕事をリタイアすると生活は大きく変わります。社会人としての義務的な役割から解放されることで、自分の人生を見つめ直し、どのような最期が理想的かを考える時間を取れるようになるため、終活を始めるのに最適なタイミングといえるでしょう。

 

自分や家族の健康に不安を感じたとき

実際に終活の相談に来られる方の中には、身近な人が余命宣告を受けたり、危険な状態になったりしてから初めて考える方が多いのが現状です。終活は年齢を重ねるほど負担になってしまいます。余命宣告を受けた人に対して「今から終活をしよう」というのは非常に難しいことです。できるだけ元気なうちから始めるのがベストです。

 

また、入院を伴うような大きな体のトラブルが自分自身の身に起こったときに、はじめて終活を意識する方も多くいらっしゃいます。自分の身の回りの整理や、遺産相続について遺言を残したり、万が一の時に備えて葬儀社との打ち合わせを行っておいたり。肉体的にも精神的にも大変な仕事となるので、やはり元気のあるうちに手を付けるのが理想です。

 

身近な人の死に接したとき

家族や友人、お世話になった知人が亡くなったときには、もちろん深い悲しみや喪失感を感じますが、死を強く意識する機会でもあります。特に親族の方が亡くなった場合は、遺品整理などで大変な思いをされるケースが少なくないため、終活に対して強い意識を持って取り組まれる方も多いようです。ただ、身近な方が亡くなられたときは、ご自身の心も深く傷付きます。焦らず、ゆっくり、ご自身のペースで終活を進めて行きましょう。

 

コロナ禍で不安を感じたとき

コロナの感染者数が再び増加していることもあり、不安な日々が続いています。コロナ禍で何があってもおかしくない時代だからこそ、始めるなら今です。自分や家族の身にいつ何が起こってもいいように、あらかじめ話し合っておきましょう。

 

おひとりさまで将来に不安を感じたとき

おひとりさまは元気なうちに不安なことを明確にして、一つずつ解消していくと良いでしょう。葬儀社のスタッフや終活アドバイザーが相談に乗ってくれるので、一人でも心配はありません。

 

終活の進め方は?やることリストで確認しよう

葬儀社スタッフ

 

終活の主なやることリストは以下の通りです。

・エンディングノートを書く

・家族や知人へのメッセージを用意する

・身の回りのものを整理する

・遺言書を作成する

・遺影を撮影する

・終末期医療の意思表示をする

・葬儀やお墓の準備をする

・葬儀社の事前相談を活用する

まずはエンディングノートを買ってみたり、断捨離をしてみたり、始めやすいと思うものから取り組んでみましょう。

 

エンディングノートを書く

終活をするうえで欠かせないツールとなっているのがエンディングノートです。エンディングノートとは、自分の最期や死後に備えて、残される人達に必要な情報を記したり、伝えておきたい要望などを書き留めておいたりするためのノートです。

 

基本的に何を書くかは自由ですが、主に以下のような内容を記す人が多いようです。

 

・自分のこと

・家族のこと

・ペットのこと

・身の回りのこと

・資産のこと

・医療や介護のこと

・葬儀やお墓のこと

 

自分に万が一のことがあったときどのようにしたいか、また、今後の人生でどのようにしていきたいかなどをノートに書き記しましょう。

 

家族や知人へのメッセージを用意する

家族や親族、親しい友人やお世話になった方への感謝の気持ちや伝えておきたいことなどをまとめておきましょう。エンディングノートに記録するのも良いですが、写真と共に思い出を記録したり、手紙を書いたりするものおすすめです。万が一の時に連絡してほしい知人や友人のリストを作成しておくのも良いでしょう。

 

身の回りのものを整理する

身の回りのものを整理することも、終活のひとつです。必要なものと不要なものに分けて身辺を整理することは誰にとっても大切なことですよね。無理にすべてを捨てる必要はありません。不要だけど捨てたくないものは取っておいて構いません。「1年以上使っていないものは処分する」「残された家族に譲る」など一定の基準を設けておくと整理しやすくなるのでおすすめです。貴重品などは一箇所にまとめ、きちんと保管しておきましょう。何かあった時に素早く取り出せます。

 

遺言書を作成する

先ほどもお伝えした通り、エンディングノートには法的な効力はありません。相続の希望は遺言書に記しましょう。遺言書は、民法で定められた法的な文書です。指定の形式以外で書かれたものは無効となるので注意が必要です。

 

遺影を撮影する

遺影写真は多くの人が目にする故人の最後の姿なので、亡くなった後にご家族に任せるのではなく、生前に気に入った写真を選びましょう。最近は、写真館や葬儀社などで遺影写真の撮影をしてもらう「生存遺影」が人気です。元気に出歩けるうちに撮影するのがおすすめです。寝たきりの場合でも、希望すれば自宅に出張して撮影をしてくれる写真館や葬儀屋もあります。プロにメイクも頼める上に、自分が納得のいく写真を撮影できるまで何度でも撮り直しができます。

 

終末期医療の意思表示をする

終末期で本人の意識がなくなったり、認知症などで判断力が低下したりしたとき、事前に意思表示をしていないと、本人の希望通りに処置が行われないことがあります。

そのようなことがないように延命治療や救命処置、臓器提供の希望の有無、介護状態になったときの対処方法などを書面にして残しておきましょう。

また、身内がいない場合は、後見契約を結んでおくと希望通りの終末期を迎えることができます。たとえ意識がなくなっても、本人の人権を守ってもらえるので安心できます。ただし、後見人は本人の代理で契約などもできるので、信頼できる人にお願いするようにしてください。

 

葬儀やお墓の準備をする

希望する葬儀の形式や予算をあらかじめ決めておくことで、残された家族にとってもご本人にとってもより後悔の少ないお別れができます。お墓についても同様に、希望する埋葬方法や墓地、予算などを明確にしておくことをおすすめします。葬儀やお墓の準備で大切なことは「すべて一人で進めようとしないこと」と「すべてを葬儀社に任せないこと」です。この2つは一見相反するように思えますが、ご自身の要望を大切にしながら、信頼できる葬儀社やご家族と一緒に決めることがトラブルなく納得のいく最期を迎えるための近道です。

 

葬儀社の事前相談を活用する

ここまで終活で行うべきことをざっと説明してきました。とても自分1人ではできそうにないと不安に思った方も多いでしょう。ですが、終活に詳しい専門家はたくさんいます。まずは安心できる葬儀社のスタッフに相談してみましょう。具体的な内容が決まっていなくても、「終活を始めたい」という気持ちがあれば十分です。無料で相談を行っている葬儀社もたくさんあります。是非活用しましょう。

 

生前予約をする際には、葬儀プランの変更や解約ができるかどうか、事前に確認しておきましょう。見積もりが明瞭ではなかったり、スタッフの対応に違和感を感じた場合は別の葬儀社に相談をしてください。複数の葬儀社を比べることで、より自分に合った葬儀社を選びましょう。

 

鎌倉市で終活をサポートしてくれるおすすめの葬儀社

ここからは鎌倉市にお住まいで終活をお考え方に向けて、終活をサポートしてくれるおすすめの葬儀社をご紹介します。是非参考にしてください。

 

かながわセレモニーサポート

 

かながわセレモニーサポートは鎌倉市の葬儀に定評がある地域密着の葬儀社です。鎌倉市内には自社斎場「家族葬ホール 瑞光殿」があり、1日1組限定でアットホームなお葬式を行うことができます。厚生労働省認定の一級葬祭ディレクターや、上級終活カウンセラーが在籍しており、経験豊富なスタッフが終活のサポートをしてくれます。また、葬儀はもちろん、遺品整理や散骨、手元供養、葬儀後のアフターフォローや事前相談まで総合的に手掛けているため、トータルサポートしてくれるのも魅力です。

 

【基本情報】

社名:株式会社リコリス

URL:https://kanagawa-ceremony.com/hall/kamakura/top/

所在地:神奈川県藤沢市大鋸2-8-1

電話番号:0120-993-980

 

誠行社

清康社

 

誠行社は鎌倉、逗子、葉山での葬儀を中心に取り扱っている葬儀社です。自社斎場を3か所構えており、多くの鎌倉市民が利用しています。誠行社びは厚生労働省認定の一級葬祭ディレクターが在籍しており、生前相談も行っています。終活の一環で葬儀やお墓の相談をしたい方におすすめの葬儀社です。

 

【基本情報】
社名:株式會社誠行社
所在地:神奈川県鎌倉市大町2丁目5番地32
電話番号:0120-444-796

 

まとめ

生前整理、葬儀やお墓の準備、相続の問題、一つずつ見ていくと少し暗いことに見えますが、きちんと準備し、事前相談をしておくことで、いざという時の時間を大切に過ごすことができます。

葬儀は一度きりです。後悔しないための終活を今から始めましょう。一人ではなく、家族や親族など大切な人と一緒に最期について考えましょう。鎌倉市で終活に興味をお持ちの方や、葬儀やお墓について不安や悩みがある方は、是非一度かながわセレモニーサポートまでご相談ください。終活カウンセラーが丁寧にご対応します。

また「終活」について、目的やメリット、手順ややることリストについてさらに詳しく知りたい方は、「終活とは?やることリストや進め方を徹底解説」の記事を合わせてお読みください。

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